最近ではあまり珍しくない年の差婚ですが、実は『年の差婚で失敗した……』という声が意外と多いんです。そこで年の差婚の夫婦の離婚率を調べてみた結果、なんと驚きの事実が明らかに!年の差婚の夫婦が離婚へと至ってしまう理由や原因、さらに離婚率を下げるにはどうしたら良いかということまで今回は説明していきますよ!
年の差婚の離婚率は年齢差があるほど上がる!?
夫婦の年齢差と離婚率は大きな関係があると言われています。
アメリカにあるエモリー大学が3000組の夫婦を対象として夫婦の年齢差と離婚率を調査した研究によると、最も離婚率の低い夫婦の年齢差は『0歳』、つまり同じ年齢の夫婦であることが分かりました。
次いで1歳差では離婚率3%、10歳差では39%と年齢差が大きくなっていくに連れ離婚率も上昇していくことも明らかになっています。
そして20歳差の夫婦では、同じ年齢の夫婦と比較するとなんと95%も離婚率が上昇すると言うのです!
実は上記の調査とは別に夫婦関係に年齢差はさほど影響しないという調査結果もあるのですが、年の差がある夫婦は『離婚の危機を感じたことがある』割合が年の差がない夫婦よりも多いことも分かっています。
つまり、年の差婚は『離婚の危機』を感じてしまうような問題が起こりやすいとも言えるのです。
ですが、その問題についてあらかじめ知っておけば離婚を回避する対策にも繋がるかもしれませんよね。
年の差婚の離婚率が高い理由・原因は?
年齢の差があることはお付き合いをしている時点で分かることですから、年の差婚となることは夫婦のどちらも納得して結婚するはずですよね。にもかかわらず、実際に離婚率が高まってしまうのは何故なのでしょうか?
調べてみた結果、以下のような理由が挙げられました。
1.価値観の違いが思ったより大きい(ジェネレーションギャップ)
年の差婚の離婚理由で最も多いのが、結婚して一緒の時間を長く過ごすようになってから『価値観の違い』もしくは『ジェネレーションギャップ』を強く感じたというものです。
夫婦それぞれの育った年代が違うということは、必然的に価値観や人生観が変わってきます。特に日本の経済状況は年代にごとに大きく違うこともありましたから、当然考え方や経験が違ってくるわけです。
加えて青春時代に流行したモノなども違ってきますから、どうしてもギャップを感じてしまいやすくなります。
2.パートナーの年齢に期待しすぎてしまう
年上に対して期待してしまうことと言えば、大まかに言うと『経済力』『包容力』『落ち着き』などが挙げられるかと思います。
また年下に対しては『若さ』『可愛らしさ』『活気』などが特に魅力的に思えるのではないでしょうか。
ですが、ここで挙げた魅力は結婚した当初は期待通りだったとしても結婚して月日が立つに連れて変わっていく可能性があります。
年齢や生活環境・仕事環境によって大きく変化してしまうこともあります。
3.加齢に伴い体力や外見的な問題が出てくる
当たり前ですが、結婚後は誰でも歳を取ります。そして年齢を重ねてくると出てくるのが体力的な問題と外見的な変化です。
特に40代を過ぎると体調の問題が出てきやすく、持病なども抱えがちになりますよね。
年上側のためにゆっくり歩いたり、荷物を持ってあげるなど年下側がサポートしなければならない面が多々出てきます。
また、体型や肌質、毛質、においなども年齢によって変わりますよね。
同じ年齢なら『俺(私)たちも歳をとったなあ』と2人で共感できるかもしれませんが、年の差があるとパートナーの老いた部分に目が行きがちになってしまいます。
4.子どもができないことでもめてしまう
そして案外多い問題が『子どもができない』という理由です。
最初は夫婦2人でいられたら十分幸せ、と思っていても夫婦生活が長くなるに連れて子どもがほしいなと思い始める夫婦は多いですよね。
特に年の差婚をした夫婦のどちらかが若ければ尚更です。
デリケートな問題なので夫婦間でしっかりと話し合いが必要になってくるのですが、女性には閉経があり子どもを授かることができる年齢に制限があるため悠長にもしていられないのが現状なのです。
その結果、夫婦で子どもに対する思いにズレが生じてしまうなんてことも多いのです。
というわけで、離婚の理由としては『価値観の違い』と『加齢による問題』が大きなものになってきます。
逆に言えば、この価値観の違いと加齢による問題のすれ違いを少なくすれば、離婚を回避できるということになります。
『もし離婚対策があるのであれば今のうちに対策を知っておきたい』という方も多いのではないでしょうか?
年の差婚でもずっと仲良くいられる秘訣とは
さて、年の差婚における離婚の原因について調べてきましたが、今度は年の差婚でもずっと仲良くやっているという夫婦の特徴についてお伝えしたいと思います!
1.価値観は違って当たり前!お互いを認め合う
これまで別の人生を歩んできた2人が縁あって結婚するわけですから、価値観が違うのは当然のことですよね。
価値観の違いはそれぞれがお互いの価値観を理解しようと努めなければ当然すれ違いが起こってしまいます。
一方が自分の価値観をパートナーに押し付けているような状態では夫婦関係は上手くいかないのです。
パートナーの価値観を認めることは難しいところもありますが、まずはお互いがゆっくり歩み寄っていくことが最善だと言えます。
2.常に思いやりを持って接する
これは全ての夫婦に対して言えることですが、夫婦である以上パートナーを思いやる気持ちを常に持っていることは大切ですよね。
ただ、思いやり=常に気を遣うではありません。気を遣いすぎてしまうと夫婦生活が疲れてきて、それこそ離婚の危機になりかねませんんからね。
3.パートナーの老いを受け止め、比較しない
年の差婚である以上、パートナーが先に歳をとってしまうのは仕方がないことです。
もし『体型が変わってきた』『髪が薄くなってきた』『加齢臭や口臭がきつくなってきた』
などパートナーの肉体的な変化が気になりだしたなら、その変化に一緒にアプローチしてみるといいですよ。もちろん、それらの変化に対して不満や文句を言わないようにしましょう。
また『昔はこうだった』など過去と比較するのもやめたほうがいいです。
パートナーを傷つけてしまい2人の間に溝を作る原因になりかねません。
年の差婚で離婚率を下げるためには
いつまでも円満な夫婦でいるためには、お互いの価値観を認め合えるよう歩み寄っていくことが何よりも大事なのです。
年の差婚では年齢差があるからこそ直面してしまう問題が多少あるかと思うのですが、その問題を夫婦で一緒に解決していくようにするとずっと長く一緒に入られること間違いなしですよ!
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