実る恋がある一方、散ってしまう恋もある…これは人生の真理です。どんな人でも恋がうまくいくなんてことはあり得ず、幸せそうな人がいればそれを見てうらやむ人がいるのは仕方ありません。つまり、失恋に苦しむ人は常にどこかにいるでしょう。
まだ恋を経験できていないと「失恋ぐらいで落ち込まなくても…」と思うかもしれません。しかし、人間は恋をするとその相手に夢中になってしまいますし、それが叶わないと悟ると急激に喪失感が襲ってきます。これは、どんな人でもほぼ共通しているでしょう。
ゆえに失恋に苦しむ期間もあるでしょうが、そこから前に進めないと大変です。そこで今回は、『失恋に苦しんでいる人に教えたい立ち直り方』についてご紹介いたします。
失恋で落ち込んでしまう理由
まず、失恋で落ち込んでしまう理由についておさらいしておきましょう。理由が分かるだけでも、今後の解決策の糸口が見えるかもしれません。
- 本気で相手を好きになっていた
- 素敵な思い出がたくさんある
- 恋愛に依存しやすい体質
- あまりのショックにうつになっている
失恋というのは、本気で恋をしていた場合ほどダメージも大きくなります。惚れっぽかったり一途だったりする人は失恋した場合が大変なので、自覚のある人はあらかじめ「もしも振られたらどうなるんだろう」と想定するのもいいかもしれません。
また、素敵な思い出が多かったり、恋愛に依存しやすかったりしても失恋に苦しみやすくなります。とくに『恋愛体質』なんて言葉もあるように、恋愛に対して夢中になりやすい人はそれを自覚しないといけません。
なお、あまりにもショックが大きいとうつ状態になることもあります。「失恋くらいでうつになるなんて…」と軽く考える人もいますが、精神的ダメージの大小は人によって異なるのです。
失恋は誰にでもあることだと理解する
失恋から立ち直るには、まず『誰でも失恋を経験するもの』だと理解しないといけません。失恋をした人はネガティブ思考に陥りやすく、「自分に魅力がないから振られたんだ…」と思い込みがちです。
ですが、それは大間違いです。どんなに見た目が綺麗だったりお金持ちだったりしても、失恋を経験することはあり得ます。人間の心というのは移ろうものですから、ときには「そんなことで振られるのか…」と言いたくなるような失恋もあり得るでしょう。
こうした事実を理解しておけば、ネガティブ思考になりにくくなります。失恋から立ち直るなら、前向きな考え方も欠かせません。
時には思い出をすべて整理することも重要
恋人と別れた場合、これまでの思い出もたくさん残っていると思います。頭の中だけでなく、その恋人との思い出を連想させるようなアイテムも残っているかもしれませんが、それらをすべて整理することも重要です。
時折「これも大切な思い出だから…」と残したがる人もいますが、それだと目に付いた際に「そういえば、あんなこともあったな…」と思い出すかもしれません。そんなことを繰り返していれば、なかなか失恋から立ち直れないでしょう。
このため、ときには思いきった整理をすることで失恋を忘れやすくなります。思い出は大切ですが、すべてを抱えたまま生きるのは酷というものでしょう。
他のことに打ち込むのも有効
失恋した後に暇な時間が多いと、ついそのことばかり考えてしまいます。納得できるまで考えるというのも一つの選択肢ですが、基本的には余計なことを考えないほうが立ち直りも早くなるでしょう。
このため、失恋のことを考えられないほど他のことに打ち込むのも有効です。仕事に打ち込んでもいいですし、趣味があるならそれにのめり込むのもいいでしょう。そうやって別のことに熱中していれば、失恋のことも忘れてしまうかもしれません。
打ち込めることがないのであれば、新しいことを始めるのもおすすめです。「失恋のおかげで新しい楽しみを見つけた」なんて意見も、案外見かけるでしょう。
あえて新しい出会いを探すのもおすすめ
失恋した人は「もう恋なんてしたくない!」と思いやすいですが、新しい恋というのは過去の恋を吹き飛ばすパワーがあります。このため、失恋直後こそあえて新しい出会いを探すことで、立ち直るスピードも劇的に向上するでしょう。
新しい出会いの探し方にはいろいろありますが、マッチングアプリはお手軽でおすすめです。登録と操作は手軽なものの真剣な出会いを探している人も多く、アプリがきっかけで結婚できたという声も見かけるでしょう。
また、知人に紹介してもらうのもいいかもしれません。失恋で悩んでいたら一度相談し、「いい人はいないかな?」と聞いてみるのもいいでしょう。
失恋から立ち直るともっと強くなれる
失恋を経験した直後は弱気になることもあるでしょうが、そこから立ち直るともっと強くなれます。するとまた失恋を経験したとしても簡単に立ち直れるようになりますし、恋愛に対してもっと積極的になれるでしょう。
だからこそ、自分なりのやり方で立ち直ってくださいね。
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