インターネット環境があるのなら、何らかのSNSに登録しているという人は少なくないでしょう。SNSというのはネット上でコミュニケーションが取れるだけでなく、今では連絡手段に使われることもありますし、名刺代わりにフォローし合うこともあるでしょう。
そして近年は『SNSのアカウントを他のサービスに連携する』なんて機能も登場してきました。本来何らかのサービスを使うなら別途登録が必要でしたが、SNSのアカウントと紐付けすることでも登録できる場合があります。
マッチングアプリもそうしたサービスの一つですが、SNSを連携する際にはいくつかの疑問が浮かぶと思いますので、今回はそれらについてお答えいたします。
マッチングアプリとSNSを連携する理由
まず、「なんでマッチングアプリとSNSを連携するの?」という疑問について簡単にお答えします。
- 初回登録の手間を省ける
- IDやパスワードの管理を楽にする
マッチングアプリを使い始めるならまずは登録が必須であり、その際は名前などの様々な記入項目があります。これらを入力するのも出会いのために欠かせませんが、項目が多いことから「全部埋めるのって面倒だなぁ…」と思われやすいです。
ですが、SNSと連携すればそちらのプロフィールからいくつかの項目が自動で埋まるため、入力の手間を減らすことができます。後から任意の項目を編集することも可能ですので、できるだけ早く使い始めたい人は覚えておきましょう。
また、IDやパスワードの管理も楽になります。SNSと連携すればそちらのIDとパスワードでログインができますので、わざわざ別に用意する必要がなくなります。IDなどが増えると覚えるのも面倒なので、一元管理がしたい人は連携したほうがいいでしょう。
SNSに勝手に投稿されることはないか
そしてSNSとマッチングアプリを連携したら、「マッチングアプリの利用状況が勝手に投稿されたりしないかな…」と不安になるかもしれません。確かに異性との出会いを探しているのがバレたら恥ずかしいですし、パーソナルな情報は個人の特定につながります。
ですが、この点は全く心配ありません。そもそもマッチングアプリとSNSを連携させる理由については説明した通りであり、勝手に投稿するための機能は一切ありません。このため、SNSへの投稿には何ら影響がないと思っていいでしょう。
もちろん自分からSNSに投稿すれば意味がありませんので、うっかり呟きなどを入力しないようにしてください。
SNSの知り合いにバレることはないか
マッチングアプリを使っている人は年々増加しており、時にはSNSの知り合いともマッチングするかもしれません。なので「SNSと連携したら勝手に知り合いと繋がってバレるかも…」と不安になる人は多いでしょう。
この点については、むしろ逆であるパターンも多いです。SNSを連携させると『マッチングアプリを利用しているSNS上の知り合いを自動的にブロックする機能』が搭載されていることも多く、その場合はむしろSNSの知人を見かけることがなくなります。
連携時の処理についてはマッチングアプリごとに異なっているため、自分が使うサービスの仕様については必ずチェックしておきましょう。
個人情報が漏れることはないか
SNSもマッチングアプリも個人情報を預けるという意味では共通しており、それが漏れるのを心配するのは当然です。だからこそ「SNSと連携したら、漏れやすくなるのでは?」という漠然とした不安も抱きやすいでしょう。
ネット上に預ける個人情報には絶対の安全はあり得ないものの、マッチングアプリやSNSの運営が意図的に漏らすことはまずないでしょう。有名なマッチングアプリやSNSは個人情報の管理もシビアであり、仮に意図的に漏らしていれば高確率で発覚します。
ただし、『個人が特定できない範囲で顧客情報を利用する』という可能性はありますので、この辺も心配なら利用規約を熟読してください。
連携せずにSNSで相手を探したほうがいいのではないか
マッチングアプリとSNSを連携させる際、「わざわざ連携するくらいなら、もうSNSで相手を探したほうがいいのでは?」と思うかもしれません。SNSはマッチングアプリと違って無料で使えるものが多く、そちらで相手が見つかるならそれに越したことはないでしょう。
ですが、出会い目的でSNSを使うのはお勧めしません。SNSを使っている人の大半は娯楽目的であり、出会いが欲しい人からの声かけを嫌う傾向があります。もちろん出会いを欲しがっている人もいますが、マッチングアプリに比べると迷惑がられることが多いでしょう。
つまり出会いにつながるケースが少ないため、SNSのみで相手を探すのは時間が無駄になりやすいです。
基本的には安心して連携できる
今回の記事をまとめると、『基本的には安心して連携できる』となります。自分の使用しているSNSと連携できるなら、ぜひ活用してみましょう。
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